シグナスX ”エンジンかからない“ 修理DIY(燃料ポンプ交換)
夏場にエンジンがかからなくなる。(走行後30分以内に再始動しようとするとかからない。)
または、走行中にエンジンが止まるトラブルが発生。
シグナスX定番の燃料ポンプ不良のようだ。
純正部品番号も調べられるようになったので、http://jm-competition.com/cygnus-x-partslist/
早速交換してみる。(結局、部品は国内仕様と同じだったようだ。)
冬場の不調はこちらhttp://jm-competition.com/cygnusxtappet/
用意するもの
燃料ポンプ(SE44J 用フューエルポンプASSY) ¥14,200(バイクパーツセンターで購入)
パッキン ¥1,000(ヒロチー商事で購入)
燃料ポンプ部番は1P5-E3907-11 MADE IN タイランド 不良対策品とのこと。
【ヤマハ純正】シグナスX【SE44J】フューエルポンプAssy バイクパーツセンター
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【メーカー在庫あり】 5CA-2414G-01 ヤマハ純正 シール
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作業手順
バッテリーを取り外す。
外装を取り外す。手順はこちらhttp://jm-competition.com/cygnusx_cowl_replace/
ポンプ交換時、タンクにゴミが入るのを防ぐため、ポンプの周りをウエスで綺麗にしてやる。
ポンプに繋がっているコネクタを外す。
燃料ホースのアダプターのロックを外す。
燃料ホースのアダプターを外す。側面の爪を握って真上に引き抜く。結構硬い。
燃料タンクの固定状態では、ポンプの蓋がフレームと干渉し外せない。
そこで、タンクを取り付けているボルトを外し、タンクを車両前方にずらす。
前側は前輪の後ろ、車両後ろ向きに六角ボルト2本(10ミリ)で止まっている。
後ろ側は、下向きに六角ボルト2本(10ミリ)
タンクをずらしたら、ポンプを取り付けている蓋の六角ボルト6本(8ミリ)を取り外し、ポンプを取り出す。↓取り出したポンプ。
新しいポンプに新品のパッキンと上面の蓋(黒色のリング)を取り付ける。
取り外したポンプと同じように組み付ける。パッキンに位置決めのポッチがあるので注意。ポッチを蓋まで貫通させる。
新しいポンプをタンクに挿入し、6本のボルトを均等に締め付ける。(対角にあるボルトを順番に少しずつ締め付けていく。)
ポンプの取り付け向きに注意!
位置決めが無いようなので、間違えると面倒。
外した燃料ホースを確実にはめ込み、ロックを取り付け、コネクターを嵌めこむ。
タンクも固定し終えたら、この状態でエンジンを掛け、問題ないことを確認。
後は外装を元に戻して終了。
ガソリンを入れた時、漏れがないことを確認する。
ポンプ交換後、エンジンが暖まった状態でも問題なく始動出来るようになった。
これで夏場でもシグナスにガンガン乗れる!!
実施時期:2017年8月
走行距離:27,604km