BMW 325i(E46) エンジン不調(イグニッションコイル交換)

2017/09/30
 
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冷間時、エンジンが掛かりづらい症状(一発のクランキングでエンジン掛からず、3回ぐらいセルを回すとかかる)が発生。

バッテリーの寿命が近いのかと思っていたところ、走行中に回転数がバラツキ(ボボボッいう感じ)が起き、エンジン警告灯が点灯。C110のスキャナーで調べると、5番シリンダーが失火している様子。イグニッションコイルの故障を疑い、交換してみる。

交換部品

BREMI製イグニッションコイル(部番:11860T) ¥4,400(パーツのパルカで購入)

ボシュ製スパークプラグ プラチナム4(部番:4417 FGR7DQP)  \990(パーツのパルカで購入)

作業手順

バッテリーのマイナス端子を外しておく。
マイクロフィルターのカバーを外す。(3か所のクリップを手で回してロックを外す。)

マイクロフィルターを取り外し、フィルターハウジングを固定しているT30のボルト(4本)を取り外す。

ハウジング前方についているハーネス&ホースのカバーを取り外す。(マイナスでこじって外す。)

ハウジングとハーネスが分離できたら、ハウジングを車両前方に引っ張り取り外す。

次に左側のエンジンカバーを外すため、オイルフィラーキャップを外し、メクラキャップ2箇所を外して10ミリのソケットでナットを外す。

カバーを取り外すと、イグニッションコイルにアクセスできる。




手前が1番、奥が6番という並び。イグニッションコイルを観察ると1,3,4,5番は純正のBREMI製がついているが、2番、6番は違うメーカーのものがついていた。Pulse Made in Tunisiaと書いてある。部品に2008と書いてあるのでその頃交換したのだろうか?

今回は5番シリンダの交換なので、奥から2番目のIGコイルを止めているボルト2か所を10ミリのソケットを使って外す。コネクターを固定している金具を上に引っ張って外し、コネクターを引き抜く。あとはIGコイル本体を引き抜くが、妙にゆるゆるでスルッと抜けた。プラグホールをのぞき込むと僅かにオイルが付着している様子。何処からかオイルが漏れているのだろうか?

次に、16ミリのソケットでスパークプラグを交換しようとしたが、固着しているようでレンチが回せず、断念。今回はイグニッションコイルのみの交換で様子を見ることにする。

←外したIGコイル。

02と書いてある。02年製造ということなのか?
後は新しい部品を取り付けて終わりのはずだったが、IGコイルとコネクターを固定する金具が硬くて閉まらない!。外した純正部品と比べてみると、交換品はストッパー部の板金の成形がグダグダだった。この辺が純正品との差なのだろうか?仕方なくストッパー部をペンチで広げ事なきを得た。

マイクロフィルター類を取り付ける前にバッテリーを繋ぎ、C110でエラーをリセットし、エンジン始動。警告灯の点灯もなく、エンジンのばらつきも無くなった!

実施時期:2017年2月

走行距離:165,000キロ

費用:¥6,400

 

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