BMW325i ファンベルトテンショナー・プーリー交換(DIY)
時々、エンジンルームからキャッキャッキャッ!とお猿さんの鳴き声の様な異音がするようになった。アイドリング中は音がしないので、確認は出来ていないがファンベルト周辺が怪しいと思い、ベルトとプーリー・テンショナーを交換することにする。
用意するもの。(部品はパーツのパルカで購入)
ファンベルト 6PK1540 マイレ製 ¥2,500
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ベルトテンショナーローラー マイレ製 ¥2,750
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ベルトプーリー(オルタネータ横のプーリー) マイレ製 ¥3,600
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作業手順
ファンシュラウド・ファンカップリングを取り外す。下記参照。
http://jm-competition.com/fancoupling/
シュラウドを外したところ。右上のプーリーにはカバーが付いておらず、金属面が錆びている。こいつが異音の犯人か?
メインのベルトを外すには、エアコンのベルトを外す必要があるようだ。外す前にベルトの取り付け方向を書いておく。(再利用する場合は回転方向を合わせた方が良いらしい。)
エアコンのプーリー(写真左下のプーリー)にT50のレンチを差し込み時計回り回すとベルトが外れる。外したベルトを見ると少し硬くなっていて、劣化している様だ。
エアコンプーリーは僅かにガタがあり、抵抗無く良く回る。これはグリースが無くなっている証拠らしいが、異音は無いので取り敢えずこのまま。
メインのベルトのテンショナーローラーに同じくT50のレンチを掛け時計回りに回し、ベルトを外す。
外したベルトはあまり傷んで無い様だがせっかくなので新品に交換してく。
ベルトを外した状態で2つのプーリー(ローラー)を回してみると、軽く回るが、グリス感は無くゴロゴロと音がする。エアコンプーリーは回しても音がしなかったので、やはりこの2つが犯人だろうか?
その他のプーリー(エアコンコンプレッサ、ウォポン、オルタネータ、パワステ)を手で回してみたが問題ない様子。
右上(オルタネータ横)のプーリーは16ミリの六角ボルトで止まっている。取り付け時は回り止めの切り欠き(オルタネータ側)とプーリーのポッチの位置を合わせる。
ローラーとプーリーを交換した後、新しいベルト取り付ける。
各プーリーの溝にしっかり嵌めこまれていることを確認する。今回購入したプーリーにはカバーが付属していたので、忘れずに取り付ける。
後はファンカップリングを元に戻して終了。
めでたく異音は解消されたようだ。
今回も6月の蒸し暑い中汗だくの作業だったが、整備した後に車に乗るとBMWの気持ち良さに感心してしまう。いつまで乗れるか判らないが、今を楽しむことにしよう。
実施時期:2017年6月
走行距離:165,000キロ
費用:¥8,850